【備忘録】BaelⅢ あらすじ【ネタバレ注意】
Babel(バベル)Ⅲのあらすじ
1
ファルサス城の中庭で交わされた雫とエリクの会話。
二人の会話は、キスクの魔法師ニケとファルニートに聞かれていた。
原因不明の奇病の治療と身重の女性の世話を目的とし、二人から雫へキスクに来るよう脅迫を受ける。
奇病は大陸の西から流行の兆しを見せており、奇病に罹った子供は、生得言語を話せなくなるという症状が見られた。
エリクを間接的に人質に取られ、雫はやむを得なくニケ・ファルニートと共に、キスクへ向かうことになる。
キスクの王妹オルティアから、1カ月以内に奇病の治療を命じられる。
治療できない場合には子供と雫の命が失われることとなる。
雫の教育によって、子供の病状は緩和し、生得言語と取り戻せるようになる。
子どもと別れ、雫はオルティア付きの女官となるのであった。
2~3
雫は身重の女性セイレネの世話をしつつ、キスクで忙しい日々を送っていた。
セイレネがロズサークで高い地位にあった様子を感じつつ、セイレネは男児ヴィエドを生む。
ある夜、キスク王ベエルハースの暗殺を企てる男と出会う。
辛くも難を逃れる雫であったが、暗殺の件をベエルハースからとい最中、オルティアが屈折してしまった原因がベエルハースにあり、静観していればファルサスとキスクが戦争状態に陥り、事態の解決を図るため、オルティアがファルサスへ送られてしまう事実を知る。
ベエルハースは雫へ真実を他言できないよう呪いをかけ、雫を解放する。
雫の不審な様子に気づいた、オルティアとニケは雫へ詰問するも、雫は真相を話せるまま、二人と別れるのであった。
4
このままではオルティアの運命は良い方向へは向かない。
雫はオルティアに2つの選択を提示する。
王位を簒奪するか、国より逃げおおせるか。
オルティアは王位を簒奪する決意をする。
時を同じく、ファルサスがキスクへ進行してきた。
オルティアは戦場へ向かい、ファルサスからの侵攻を押しとどめるとともに、キスクの王位へとつくことになる。
ファルサス侵攻軍の中に、エリクも参加しており、エリクによって雫にかけられた呪いが解かれる。
またファルサス王ラルスとエリクの口添えがあり、雫はキスクからファルサスへと身柄を移され、エリクとの合流を果たすのであった。