【備忘録】BabelⅠ・Ⅱ あらすじ 【ネタバレ注意】
はじめに
昔から同じ傾向にあったのだが、ライトノベルの新刊が刊行されるたび、全巻までの内容が思い出せず、度々読み返すハメになっていた。
何度も同じライトノベルを楽しめるメリットはあるものの、仕事で忙しくなると読書に割く時間を確保できず、ライトノベルの購読を諦めた経験が何度もある。
そこで今回は古宮九時氏のBabel(バベル)Ⅰ・Ⅱのあらすじを、備忘録がてらネットにアップしておこうと考えたわけだ。
というわけでネタバレ全開な上、自分のための記事であるため、第三者からすると参考にならない記事であるということを、前置きとして記しておく。
Babel(バベル)Ⅰのあらすじ
1~2
夏休みのある日、異世界に強制転送された主人公水瀬雫は、魔術師のエリクと出会う。
雫は元の世界に戻るため、エリクは雫から現実世界の言語について知識を得るため、ともに旅をすることになる。
当面の目標は魔術大国ファルサス。
約240年前に発生した原因不明の事件が、雫が元の世界に戻るカギとなるのではないかと考えたためである。
そしてファルサスには、240前の事件に関する資料が封印されていると思われる。
3~4
ファルサスに向かう道中、中級魔族メアとの契約や、塔にかけられた呪いに関わる事件に巻き込まれるものの、ファルサスへの旅を続ける。
5
城塞都市ガンドナにたどり着いた雫とエリク。
旅費を稼ぐため、エリクは王城からの依頼を受ける。
魔法の構成を構築する依頼であったが、ただの魔法ではなく禁呪の構成であった。
自体を察知した雫はメアとともに、エリクを助けるべく王城へ向かう。
禁呪は発動してしまうものの、雫とエリクは転送陣に入り込むことにより、難を逃れる。
禁呪が発動してしまったガンドナはどうなったか、発動した禁呪が破壊できたからわからぬまま、現在位置がわからない海岸へと行きつくのであった。
Babel(バベル)Ⅱのあらすじ
1
場所のわからぬ海岸へと転送された雫とエリク。
その後、二人はファルサスを超えた大陸の西岸町へとたどり着く。
宿を探す二人は、リースヒェンと名乗る少女と会う。
リースヒェンは亡国アンネリの王女あり、アンネリがロスザークに落とされる前、ある男性によって逃げ出したと答える。
コケアと呼ばれる町でリースヒェンは自分を救い出した男性と待ち合わせている言い、二人はリースヒェンと共にコケアを目指すことになる。
コケアについた三人は、リースヒェンを救い出した男性オスカーと出会い、リースヒェンとオスカーは二人と分かれる。
そして雫とエリクはファルサスを目指す旅を続けるのであった。
2
ファルサスへの道中、雫とエリクはデイタスと呼ばれる男性に呼び止められる。
デイタスは、これから向かう町ラオブで商人をしており、ラオブでは祭の開催が控えているとのこと。
祭の最中によそ者を町へ入れることは出来ないという口実のもと、雫とエリクはデイタスによって軟禁状態になってしまう。
デイタスは雫を偽の花嫁とし、本来の花嫁の父親を抹殺する計画を立てていて、そのために雫を必要としていた。
デイタスと元恋人のヴァローラによって、結婚式会場は火の海となり、二人は火炎の中に来ていく。
雫とエリクは彼らが行ったことに対し何もできず、後味の悪い結末を胸に抱え、旅を続けるのであった。
3~4
ファルサスに到着した雫とエリク。
ファルサスで待ち受けていたのは、ファルサス王ラルスによる、雫の抹殺であった。
ラルスからの疑いを注いだのも束の間、王墓に眠る歴代の王が蘇る事件が発生する。
事件を解決する過程で、過去にエリクがファルサスを去る原因となったカティリアーナとの因縁を清算し、事件は事なきを得る。
そして雫とエリクは、雫・エリクのそれぞれの世界における言語体系の致命的な違いに築く。
異世界から迷い込んだ異分子であるという事実を突きつけられ、絶望する雫の前に灰色の魔法師とファニートと呼ばれる大男によって、雫は浚われてしまい、ファルサスから姿を消すことになるのであった。